普通に戻りたい

あの時、私は抗うつ薬精神安定剤も必要なかったはず。ただの落ち込み。
親に勧められるまま心療内科に。
簡単なアンケートのような問診票に記入して、
「あなたは、うつですね」

その日から薬はマニュアル通り
内服最大量まで。そんな多量な薬はあの時の私には必要なかった。

飲めば飲むほど体調も精神も病んでいった。だけど、その時の私は気づけなかった。こんなに調子が悪いのは、私が、弱いから、体力がないから、体調管理がなってないから。
全部、自分のせいにして。ひたすら耐えて頑張った。身体にいい食べ物を作り、サプリメントをのんで。だけど、そんな事じゃなかった。
原因は、全て、薬。精神薬。
これを飲んでいる限り私が、健康になるはずなかった。

そのうちに、薬をやめる事になっても、待っていたのは離脱症状
脱毛、手足の痺れ、睡眠障害、関節の痛み、感覚過敏、体重も増えていく、たまらない焦燥感、過去を悔やむ不安感、視力の低下、生理の異常、他にも数知れず。

ああ、もとの身体にもどしてほしい。

そして、少しの事でイライラして子供に当り散らす私。自分でもどうしてこんなにイライラして声を荒げて怒鳴るのか。不振に思いながら、でも、薬で、曖昧にされているため、それ以上考え続けること無く。子どもを傷つけた。

私は最悪な人間になってしまった。
もう、
消し去りたい。